TOP> HOME> Feature Article> ナショナルチーム樋口(ブライアン)守インタビュー
UPDATE:2005年10月13日
(イスに座ると、どちらからともなく話がはじまった。) ブライアン:うまいやつは一杯いるわー、キッカー、レールは。もう、掃いて捨てるほどいるね。ほんとにうまい、みんな。よく育ったよ。 1974:やっぱ日本ってさぁ、凄い情報が早くなったじゃん。急激にみんなパソコン持ち出したりさぁ。別に地方であろうと今もう雑誌にハウトゥがついて出回ってて、そういう影響もあるだろうね。もう、日本全国に誰が凄いとかさ、スピンの仕方とかさぁ。俺らが始めた頃はなかったじゃん、そこまで。雑誌ぐらいだったじゃん。 ぶ:コンビニで売ってるもんね。でも今年はプライベートで滑ったのはほんとに数えるほどだよ。 1974:それはちょっと問題だよ。気楽に、好きなように遊んだりとかできないでしょ? ぶ:でもね、そういうもんだよ。オリンピックに出るって言うのは。やっぱりみんなと同じ風にしていてはでれへん。なんでもそうやけど、トップのほうは。 1974:でも見てる人は簡単に見えるじゃん。 「 オリンピック出れて」とか「スノーボードのプロ」とか。その中でオリンピック目指してどんなことやってるのかな?っていうのをインタビューしたいんだよね。 今日の栂池行ってきたって言うのは何の撮影で? ぶ:SPのカタログだね。 1974:毎年この時期にやってるの?ライダーは? ぶ:そうだねぇ。僕と、高正君(加藤高正)、アーサ、あと、ガチャ(佐々木ようこ)と、 中山絹枝。 1974:それが今のspの主要メンバー? ぶ:ただ集まったらそんだけっていう。ほかにもユウジロウ(近藤裕次郎)、まさしこすだ。(gray)とか。 1974:そんなかでブライアンが注目しているライダーとかって誰?こいつはやべえぜっていう。 ぶ:いないかな? んー。結局、ボクってアマチュアの時から常に自分より上の人達とばっか、たまたまいるやんか。だからもう、それに必死で。 1974:下を見てないってこと? ぶ:自分が常に下の状態やから、アマチュアの時もプロに上がってナショナルチームに入って、まあ中井( 中井孝治 BURTON)とかカズ( 国母 和宏 BURTON)とかタカ(石原崇弘 カルマノ)でもみんな年は下やけど、ボクよりは大先輩なわけやん。スノーボーダーとして。そんなかで年はうえなんやけど、下やん。自分の中で。 1974:どういう意味で下なの? ぶ:技術的な物もやっぱ。 1974:それはフリーランやらしても、パイプやっても、ワンメイクやってもあいつらは明らかにレベルが違うってことだ。 ぶ:まあパイプはね、そこまででもないけど。でも逆にパイプは自分もやってるからこそ、皆が気づかんような旨さが見えんの。普通に滑ってるだけじゃなくて、大会とか一緒にまわってるやん。 1974:それはビデオとか雑誌じゃ一般のユーザーとかライダーに伝わってこない物が感じられるんだ。 ぶ:それはもう、全体的に見て皆うまいよ。だけどやっぱ、常にリアルタイムで一緒に滑ったりしてて、ワールドカップっていう大会を一緒に回っていてて。 1974:それは年間どれくらい回っているの?去年はどこ回った? ぶ:スイスのサースフェーに始まって、フランスがキャンセルになって、そのあと世界選手権がカナダのウィスラー。これはボクとか選ばれんで行けんかったけど、で日本のワールドカップ。これも天気悪くてキャンセルになったでしょ。 1974:真駒内だ。ニュースでやってたね。 ぶ:あとは韓国で2戦あって、アメリカ、スウェーデン。 1974:それいったの?全部?すごいねぇ。 ぶ:ボクは全部行った。 1974:今のナショナルチームって誰なの?ブライアンと?(2005年4月26日時点で) ぶ:タカでしょ。中井、カズ、えーとダイキ、んーコウダイ・・・ 1974:まだナショナルチームのaチームとかbチームってあるの? ぶ:あるある。cの下のウェイティングまである。 1974:ワールドカップって日本のプロ戦とどういう風に違うの?他の国のライダーのレベルとかスタイルだったり ぶ:まあ、わーるどもピンキリなわけよ。結局は。だから本当に凄い下手な人もいるけ。 1974:いるんだ(驚)でもアメリカとかスイスとかにはいないんでしょ。 ぶ:まあアメリカはねーなかなかねぇ。あついねぇ。 1974:どういう感じなの今? ぶ:ヨーロッパは強いよねぇ。フィンランド、フランス。 1974:たとえば誰?ヨーロッパならこいつ、みたいな。 ぶ:うーん、フィンランドやったら今年の日本オープンにいたアウティ、リスト、あとノルウェーにもひとりヤバイのいるし、フランスにもいるんだよねぇ。アメリカは一杯いすぎて。 1974:俺はヨーロッパの方が上位に入っているっていうイメージなんだけど、アメリカのほうがゴロゴロいるんだ。 ぶ:そうだねぇ 1974:アメリカっていうと、コンペっていうかスタイル的にスロープスタイルみたいなさぁ。 ぶ:ちょっとゴリゴリ系だよね。ゴリゴリだわ。 1974:俺は何かうまくいえないけどヨーロッパの方が日本みたいってわけじゃないけど、大会好きみたいな感じがするんだよね。 ぶ:んー。わからんけど、その国々がどう取り扱ってるかじゃないのかなぁ。例えば日本がこの先、スノーボードっていう物に対して、いちスポーツだって大々的に取り扱ってくれば、そういう流れはでてくるよね。今はウィンタースポーツで、レジャーだって扱えばそういう流れになっちゃう。結局は。 1974:去年ブライアンが回ってて、ワールドで一番良かったのは韓国か。結構決勝残ってたよね。 ぶ:うん韓国2戦とスウェーデンの最終戦は決勝残った。ぜんぶ9位。スリーナイン。 1974:スリーナインだ。すごいじゃん。来年は確変がおきるね。 ぶ:縁起いいでしょう。 1974:でもワールドで決勝に残るって凄いよなぁ。日本のプロ戦で9位になるのだって凄いのに。世界で9位だぜ。 ぶ:でもね。ワールドで3回ファイナルに残ったけどプロ戦ぜんぶ予選落ちしたからね。 1974:それはなんで?システムが違うとか? ぶ:それはないね。日本のパイプのサイズに合わせれなかったっていうのが一つあるね。 1974:大きさが違うわけだ。どれくらいちがうの? ぶ:言ってみたら全然違うね。ほんまに、日本でスーパーパイプって言うのを知っている人が何人いるか。ったらボクはそんなにおらんと思うねんな。 1974:何メートルくらいなの?ボトムからリップまでさぁ。 ぶ:別にメチャメチャでかくはないよ。まあ5mとか。あとは大会でパイプが一番良かったのはイタリアのバルドネシア。オリンピック会場やねん。あれはよかったよー。 1974:行きてぇよなー。イタリア観戦ツアーとか良いよなー。 ぶ:パイプデザイナーでちゃんと作ったパイプはいいね。 1974:パイプドラゴンより?何が違うの? ぶ:深く作れる。 次のページへ→
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